ウェルビーイングな組織

幸せに働く秘訣


ウェルビーイングな組織とは?

心身が健康で活力が溢れ、仕事に積極的に関わり、自分の持っている力を最大限に発揮できるウェルビーイングな状態な社員の集まる最大のパフォーマンスを発揮する組織

心身の健康だけでなく、生き生きと活力ややる気に溢れる精神も健康な状態であり、ウェルビーイングな状態であることは、社員やチームのパフォーマンスに繋がります。


ウェルビーイングとは?

ウェルビーイング(well-being)とは
人が身体的・精神的・社会的に良好な状態であることを指す概念です。

「WHOによる健康の定義」

健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、
肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、
すべてが満たされた状態にあること

HEALTH IS A STATE OF COMPLETE PHYSICAL, MENTAL AND SOCIAL WELL-BEING AND NOT MERELY THE ABSENCE OF DISEASE OR INFIRMITY.
出典:WHO /日本WHO協会訳

病気や鬱でないという状態ではなく、心も体も精神も健康で健やかな状態で、その健康を基盤に自分にとって豊かな人生をデザインし自己実現していくことを示します。

意欲的に生き生きと仕事する社員が増えることで、生産性も創造性も上がります。


生き生きと働く秘訣

社員1人1人が生き生きと意欲的に仕事する状態を作り出すためにどんな要素があるのか?

ウェルビーイングを構成する5つの要素

米国ペンシルベニア大学 マーティン・セリグマン博士のPERMAモデル
(ポジティブ心理学)

仕事の場において社員がウェルビーイングである事は個人やチームのパフォーマンスに繋がります。
人との繋がりに幸福感を感じるという研究も発表されていて、個々のメンバーの心の余裕から良い関係性が築かれ、良い影響が広がり相乗効果で生き生きと幸せそうに働く社員の輪が広がります。

  • 心身共に健康で健やかな状態で、仕事に対して明るく前向きに主体的に動く

  • 自己を知り内的動機と繋がり、仕事やチームに積極的に関わりリーダーシップを発揮する

  • 心の余裕から良い関係性が築かれ、いいチームの関係性で共に同じ目標に向かう

  • 自分の価値観と仕事の共鳴部分を見出し、自分の仕事に意味を感じながら生き生き働く

  • 自分がチームに貢献できているという自己肯定感を感じながら働く

どれか1つの項目ではなく、これらウェルビーイングの要素を網羅的に満たし高めていくことで、より社員のウェルビーイングを増大させることができると考えられています。


ウェルビーイングを高めるには?

そこで登場するのが「マインドフルネス」です!

マインドフルネスとは

「今この瞬間に、意図的に、評価せずに、注意を払うこと」
ジョン・ガバット・ジン博士

マインドフルネスは、禅や瞑想の考えから万人に受け入れられるように宗教的な要素を排除して、脳科学等の科学的な根拠を示してメソッド化したもの。人は1日に7万回思考していて、無意識なオートパイロット状態(自動操縦)で1日の46.9%の時間をマインドワンダリングと言われる意識が今この瞬間でなく過去や未来に彷徨っている状態に費やしていると言われています。だからこそ、未来でも過去でもなく今この瞬間に、無意識でなく意図的に、ジャッジしないで今に注意を払う事が、周りや自分の思考に振り回されずに今を生きる事に繋がります。

マインドフルネスは「心の筋トレ」とも言われていて、振り回されないしなやかなマインドを養い、集中力やメンタルの強化、EQ (心の知能指数)の向上にも繋がります。マインドフルネスのプラクティスは、自分の思考や感情に気づく力、現実をありのままに俯瞰的に捉え受け入れる力、そして自分の望む方向に意識を向ける力を養ってくれます。


なぜ今「ウェルビーイング」に注目が集まるのか?

  1. 脳科学の進化による証明

主観的幸福度の高い人はそうでない人に比べて
 創造性が3倍高い 生産性が1.3倍高い 売上1.4倍高い

- 米イリノイ大学名誉教授の心理学者エド・ディーナー博士らの研究 -

脳科学の発達により心と体と精神の健康が社員のパフォーマンスに影響を与えるという事が証明され、その効果から「健康経営」や「マインドフルネス」が浸透してきました。

リモートワークが通常となり、社員の健康やエンゲージメントにより意識を置く必要性が高まっています。

ウェルビーイングを高めることで、生産性の向上、創造性の向上、社員の満足度の向上、企業へのエンゲージメントの向上、離職率の低下変化などに繋がります。


2. 変化の時代に求められるマインド

現代は「先行き不透明で、将来の予測が困難なVUCAの時代」と言われています。様々なものが複雑さを増し、将来の予測が困難な状態です。新型コロナウイルスの流行、地球温暖化に伴う気候変動や異常気象、予測が困難な事象が次々と起こっています。

大きな変化に対して起こる「心の不調」
こんな時代だからそ「変化」に対して柔軟に対応でき、意味を見出し、しなやかに回復するマインドが求められます。社員のウェルビーイングなマインドを育むのが必須な時代になっています。


3. 社会的関心の高まり

【SDGa (持続可能な開発目標)】
次に社会が目指すべきゴール
#3 GOOD HEALTH & WELL-BEING

【ダイバーシティ&インクルージョン】
社員がお互いの多様性を認め合いながら一体化を目指す組織のあり方

次に社会が目指すステージとして「SDGs 」「サステイナブル」「ダイバーシティ&インクルージョン」などウェルビーイングな社会があがっています。

企業の社会的責任、会社の魅力、求職者から選ばれる理由としてもウェルビーイングが1つの基準になっています。


企業向けプログラム

MINDFULNESS BASED WELL-BEING PROGRAM

「自分らしく、生き生きと働く」をテーマにウェルビーイングな組織に導くマインドフルネスをベースにしたウェルビーイングプログラムを展開しています。

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