【旅ログ】Retreat Trip|熊野古道と動物に癒される和歌山”浄化”の旅
BE HERE NOWマインドフルネスコーチ/リトリートオーガナイザーのSERIです。独立をきっかけに東京から海の近くに移住しました。3拠点生活と「旅しながら働く」ことを目標に旅の記録を備忘録として残しています。
Retreat Trip
今回の旅は、和歌山県!
全国制覇+1県です。
和歌山への2泊3日の旅に行って来ました。
ずっと訪れてみたかった熊野古道。神聖な空気感を味わってみたいなと前から思っていました。歴史と神聖さが息づく中辺路を歩くうちに、自然に心が整っていくような、不思議な感覚になりました。
和歌山アドベンチャーワールドでは、動物たちと人との言葉を超えたコミュニケーションに感動し、旅の中で出会った和歌山の人たちの穏やかなあたたかさに癒されました。
最終日は雨。
最後まで“浄化”を感じました。マインドが鎮まり、心が洗われたような感覚に。和歌山、とても好きな場所になりました。
鎌倉・逗子・葉山で毎月リトリートを開催
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walking meditation
熊野古道
和歌山の方に「熊野古道を歩くなら、語り部さんにお願いした方がいいよ」とおすすめいただき、語り部さんをお願いして歩いてきました。
出発は「世界遺産センター」。
そこからバスで「発心門王子(ほっしんもんおうじ)」まで移動し、熊野古道・中辺路の一部を歩いて「熊野本宮大社」まで向かいました。ほんの一部分だったけど、憧れていた熊野古道を実際に歩くことができて、感動でした。
案内してくださったのは、70歳とは思えないほど元気いっぱいの語り部さん。明るく、ユーモアにあふれ、おもてなしの心を感じる素敵な方でした。
静かな森、鳥の囀り、澄んだ空気、涼しい風。そこに語り部さんの丁寧なお話が加わって、ただの「道」として通り過ぎるのではなく、歴史や自然の意味を感じながら「祈りの道」を歩きました。
熊野古道は、とても神聖な場所。
豊かな自然と、深い歴史が静かに息づいています。世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部であり、古くから、身分や立場を問わず多くの人々が祈りを込めて歩いた道だそうです。
熊野古道には「中辺路」「大辺路」「小辺路」などいくつかのルートがあり、それぞれが、熊野三山(熊野本宮大社・熊野速玉大社・熊野那智大社)を目指しています。
今回歩いた「中辺路」は、田辺から熊野本宮へと続くメインルート。全長約105kmあるその道の、ほんの一部だけを歩きました。
でもいつかは、3〜4日かけて中辺路を“フルで”歩いてみたい。さらに深く、熊野古道を感じられる気がします。
ランチは途中の山小屋でお弁当を。
最後は、三本足の黒いカラス「八咫烏(やたがらす)」で有名な熊野本宮大社へ。この不思議なカラス、何に使われているか知っていますか?
実は、日本サッカー協会のエンブレムにも使われているんです。
Adventure World
アドベンチャーワールドにも立ち寄りました。
到着してまず驚いたのは、そのスケール感!
「えっ、ここ、ディズニーランド!?」
と思わず口にしてしまうような、広々とした敷地と佇まいでした。
園内では、アドベンチャーワールドの方が丁寧にご案内くださり、まさに“特別な体験”に。
動物園や水族館に行くのは本当に久しぶりだったのですが、気づけば、知らずに溜め込んでいた「邪気(!?)」がすーっと洗われていくような感覚になりました…笑
アザラシたちのショーでは、「こんなに人と動物って心が通うものなの…?」と驚きと感動の連続。その後、特別に動物園の裏側も見学させていただき、動物たちとのトレーニングや、日々の細やかなケアについて学ばせていただきました。
中でも印象に残ったのは、500羽ものペンギンたちに一羽ずつ餌をあげたかをしっかり把握しているという飼育員さんのお話。そんなことが可能なんて驚きです。
同じ種類の動物でも、一頭一頭性格が違うことを理解し、その子に合った関わり方をしているそうです。
ラッキーなことに、生後2週間のペンギンの赤ちゃんにも会うことができました。この姿は2週間しか見れないそうです。貴重!
鷹のトレーニングも間近で拝見。
地面すれすれを滑空するその姿は圧巻で、裏では体重や筋力の細やかな管理が行われているそうです。
その舞台裏には、動物たちとの深い絆だけでなく、行動心理学に基づいたプロ意識と、命と真剣に向き合うあたたかさがありました。感動です!
hotel
SHIRAHAMA KEY TERRACE HOTEL SEAMORE
1日目は南紀白浜にある「ホテルシーモア」
リノベーションされたホテルのようで、館内の一部には昔ながらの雰囲気も残っていましたが、テラスからの眺めととてもキレイ。朝の時間が豊かでした。
温泉も印象的で、まず驚いたのはその規模感。立ち湯スタイルの露天風呂から眺める海の景色はとても良かったです。
そして、ホテルのすぐそばにある「Key Noodle」
和歌山はラーメンも有名ということで、探して出ていたお店。これは王道の和歌山ラーメンではないんですが、美味しそうでここをチョイス。とっても美味しかったです!
hotel
フェアフィールド・バイ・マリオット・和歌山熊野古道すさみ
2日目はこちらに泊まりました。
土地勘のない中でホテルを探していたので、実際には少し距離がありましたが、マリオット系列のこちらに決めました。
Bonvoyの特典でお部屋をアップグレードしていただき、オーシャンビューのお部屋に。価格もお手頃なのに、館内はとても清潔で美しく、ラウンジスペースや無料のコーヒーなどもあって、ゆったりとした時間を過ごせました。
周囲に夕食をとれるお店がほとんどなく、食事難民に…笑
車を走らせて、ローカルなお店に入りました。お母さんが1人でやっている定食屋さんで、名物の”さんま寿司”を食べました。ローカルの雰囲気を味わうのも旅の味わいです。
帰ってきたら、お部屋でワインを!
sweets
観音山フルーツカフェ南紀の台店
和歌山といえば”フルーツ”も有名。
色々検索していたら、こちらを発見!イチジクのソフトクリームをいただきました。とても美味しかったです。
google map
retreat trip
和歌山”浄化”の旅
今回は、いわゆる「リトリート旅」ではなく、観光地を訪れる旅でしたが、紹介&アレンジしてくださった方、アドベンチャーワールドで生き生きと働く皆さん、語り部さん、ホテルやレストランの方々。
そんな人との触れ合いを通して、心がとっても癒されました。
「Social Connection(社会とのつながり)が幸福度を高める」とよく言われますが、まさにそれを体感できた旅だったと思います。
ありがとうございました。
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